病院が苦手な猫さんのために出来ること④

病院が苦手な猫たちのために我が家で行っているケアを紹介してきましたが、最後の4つ目は、

セルフケアを取り入れる

です。

またたびの森の我が家では、病院に行くまでもない軽度の怪我や病気はセルフケアを取り入れて治癒させてきました。

これは前回お話した自然治癒力を高めることにも繋がります。

自然界の薬草などを用いる副作用の少ない自然療法を取り入れることで、症状を抑えるのではなく通過させます。

怪我や病気を上手に通過させるたびに、心身は強くなり生命力が増していきます。

今日はその一例を紹介します。

もう10年以上前になりますが、我が家に一匹の野良猫が逃げ込んできました。

どうやら喧嘩で足を負傷したらしく、片脚が何倍にも膨れ上がっていました。

痛みでほとんど動けない状態でソファーの下から出てきません。

トイレに行くことも出来ず、その場でしてしまうような状態でした。

その時は、クレイ水にフラワーエッセンスを混ぜて患部に頻繁にスプレーしました。

間もなく血が混じった膿がどんどん排出されました。

数日後、元気に外に出ていきましたが、後遺症などもなく元気です。(後に家族として我が家に迎えました)

このように我が家では、フラワーエッセンス・ティッシュソルト・クレイ・ハーブなどを取り入れています。

そのおかげで、去勢避妊の手術以外で病院の治療を一度も受けたことがない11歳、12歳の子たちがたくさんいます。

またたくさんの猫を保護していると、なかには病院の薬でアレルギー反応が強く出てしまう子がいますが、そのような子にも副作用の少ない自然療法がとても役に立ちました。

特にフラワーエッセンスは副作用がないので、安心して使うことができます。

救急時や慢性病など明らかに専門医に任せなければならないこともありますが、家庭でのセルフケアが役に立つことも多いです。

言うまでもないことですが、治療の選択肢は一つだけでなく、たくさんあった方がいいですよね。

どんな治療法でもそうですが、一つの治療法に固執するのはとても危険です。

その時々、動物にとって最善な治療法を見極めて、治療の幅や可能性を広げていけたらいいですね。